ホースシューレイク
45分から1時間半
散歩程度レベルで植物も豊富。
ムース・ビーバー・アカリス・カナダカケス(グレージェイ)・大山猫(リンクス)

マッキリー山で有名なデナリ国立公園内に短時間で楽しめるホースシュー(馬鉄)レイクトレールがあります。公園入り口の踏切からトレールはスタート、ゆっくり歩いて1時間半のハイキングコースで、公園を流れるネナナ川の三日月湖、それがホースシュウレイクです。トレールヘッド(出発点)から、アラスカ鉄道の線路沿いを北に100mほど歩き、右側の小さな丘へトレールに従い進むと、ほとんど平坦なトウヒの森に中へ入ります。アカリスやグレイジェイ(カナダカケス)が迎えてくれます。ガンコウランやクランベリー、ブルーベリーがトレールの両サイドを覆い、エゾルリソウの仲間やリシリソウの仲間が森の中で咲いています。10分もかからず、ホースシュレイクの見える展望台に着き、ここからは湖まで下って行きます。途中にはオニクやルピナスの花も。標高差70mほど下っていくと、トウヒの森とコットンポプラ(ドロノ木)木々の中に高嶺バラやリンネソウ、トリカブト、シオガマも。湖の周りにはウメバチソウやエスキモーポテト(チシマゲンゲに近い)、イチゲイチヤクソウ、紅花イチヤクソウが。マスクラット(泳ぎのうまいネズミ)やビーバーが湖を泳いでいることもよくあります。湖の岬に向かって進むとトウヒにコブがある森の中に。ここだけが別世界の不思議な空間間という感じがします。岬の先端にはビーバー巣があり、せっせと食料の柳の木を巣の中に運んで、時折可愛い姿を見せてくれます。引越ししていたビーバーが2005年に戻ってきました)ここはムース(ヘラジカ)やリンクス(山猫)をみるチャンスもあります。湖を覗くとグレーリングという背びれの長いマス科の魚の姿も。こんなに短時間で楽しめる中身の濃い散歩コースはなかなかないのではないでしょうか?まったく属名や種名まで日本で見られる同じ植物も見ることができます。タカネシオガマやリシリゲンゲなどもそうです。日本では絶滅危惧指定されていてもアラスカでは頻繁に見ることができます。また日本に残っていても、アラスカには氷河期の寒さで絶滅した植物もあります。岬を一回りしたら、帰り道にブルーベリー、クランベリーやガンコウランを摘みビタミン補給しながら70mの標高差のあるトレールを昇って戻るだけです。1時間、ゆっくり回るなら1時間半もあれば十分です。

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